金融相場なんてのは極端なもんですよね… 。ちょっと前まで円高はもっと続く、金利はずっと下がると思われていたのにまだ何もやっていない安倍政権が誕生しただけでこんなに変わるもんなんですか?
ユーロなんて全体の失業率は11% 、スペインギリシャなんて26%もあるんですよ! 5%程度の日本と比べて遥かに景気が悪いのは明らかなのにユーロも上昇して94円から120円ですよ!
金融の知識が乏しく、テレビのニュースを真に受けていたら不安でしょうがありません… 。あんまりあおらないでもらいたいところです!
さて金利が上がり始めたと言っても0.7%が0.8%ちょっとになっただけ… 。こんなもの誤差の範囲内です!
もし仮に金利が急上昇するとしたら、ごく普通の高齢者が銀行に預金しておくのでは目減りするばかりだから、株や不動産、海外資産を手に入れようなんて言い出し始めてからです。
まだそんな気配はさらさら無いでしょ!ビクビクするほどのことでは無いと思います。
実際どのくらいになったらそんな行動が起こり始めてくるのでしょうか?
不動産土地⇒人口減少時代にそんなに上がるわけないでしょ!
株⇒人口減少が続く限り内需は頭打ち、海外は競争激化で日本の会社だけそんなに儲からないでしょ!
為替⇒円安になる要因もいっぱいあるけど、あんな状態のユーロは上がっていくとも思えないし、アメリカは根拠もなくお金をするし、仮に今の薔薇色の計画のように景気が良くなれば円高になるでしょ!
現時点では普通の高齢者が銀行預金を解約して他の資産に移そうなんて流れにはならないでしょう!
という事は国債の暴落も、金利の急上昇も現時点では起こらないというわけです!
アメリカが始めたジャブジャブの金融緩和をEUが真似してその結果円高になった日本もそれじゃ困るとやるだけの話です。
もしアメリカがじゃー次は自分たちの順番だとさらにジャブジャブやり、そしたらEUがアメリカは2回やるなら私たちもとつづき、日本も仕方がないからやりますか!
とスパイラルで続いてしまったら当然インフレは加速しますし、国債暴落も金利急上昇も起こるでしょうが、そこまでみんな馬鹿じゃないと思います… 。
だから今はみんな1回ずつ金融緩和やりましょうねと日本が言い出しただけすぎないのです。だいぶ勢いはつきましたがこれ以上の円安も起こらないだろうし、株の上昇も実体経済がついてくるまで馬鹿みたいな急上昇はしないでしょう。
日本株の上昇はとりあえず今回の政府の財政出動の分と超円高からやや円高に動いた分の輸出企業の利益分にとどまるでしょう!
円安の流れはドルも財政の崖を先送りしただけ、ユーロも高い失業率を見て見ぬふりしているだけなので今年いっぱい継続的に続くなんて事は有り得ません!
あくまで素人の勝手な予想で流す程度に聞いといてほしいのですがそんなに大きく外れていないと思います。
◆不安な時はテレビを消してしまいましょう!