2013年05月16日
金利急上昇!でもまだ変動金利で大丈夫でしょ~
新聞の一面を国債の金利上昇が飾っていますが、不安に思っている方も多いことかと思います。株が上がれば債券は売られて金利が上がるのは当然のこと!久しぶりに3月に書いた記事の予想が当たりました。
株高と債券高が同時に起こる異常事態!
でも急上昇したといっても以前1%以下の超低金利、大きく見れば誤差の範囲です。そう日銀の異次元の金融緩和の後の債券の動きは間違いだっただけです!現在の水準はまだまだ至って普通の状態、今後2% 3%と上昇していくとは思えません。
その理由は
◆景気はよくならないと思う
◆給料はそれほど上がらないと思う
◆消費税増税をすれば確実に景気が落ち込む
◆円安になっても物価が上がって困るだけの人が多い
「景気は気から」で持っていっているだけのアベノミクス…いくらなんでも気持ちだけで株価1万5,000円はやり過ぎじゃないでしょうか?企業の業績はそんなに良くなっていませんよ。
仮にもし物価上昇率2%を達成し、住宅ローン金利も3%ぐらいになったとしても、それに見合う給料の上昇がなければ消費税は増えるし、ローンの返済額は増えるし、物価も上がるなんて言ったらどう考えたって生活が豊かになったと感じられるわけがないじゃないですか!
さっき電気料金の明細を見たら今月はエアコンを使っていないのに1ヶ月8,000円を超えていました。計算日数が34日といつもより多いこともありますが、 4月からの料金アップが確実にのしかかっています… 。 ( 1,000円ちょっと多いです)
給与明細が1万円ぐらい上がっているというならデフレ脱却して景気が良くなっているなぁと感じることもできるでしょうが、とりあえず給与の上昇は1年後ぐらいだろうなんて言われているし、そもそもそれは希望的観測でしかありません。
本当に給料が上がるのか?そろそろ違和感を感じてくる人も多くなってくる頃だと思います。
ということで、設備投資をして企業を拡大させようと思う人もそれほど増える事はなく、将来の見通しの危ういまま住宅を購入する人も増えず、結局金融緩和で溢れ出したお金も借り手が見つからないまま国債に戻ってくるんじゃないでしょうか?
結果デフレも脱却できず、景気も良くならず、金利も上がらないということになる可能性はとても高いと思います。
それでももし金利の急上昇したらどうしようと不安になるのであったら自分の置かれている立場をもう一度考えてみましょう。
◆もしあなたが若くてバリバリ働けるならば何の問題もありません。
金利が上昇しているとすれば、よくも悪くも給料も上昇しています。負担は現在のレベルとほとんど変わらないでしょ。
◆奥さんは専業主婦⇒働けばいいだけのことです
金利負担が重なったといってもせいぜい年数十万円のこと、奥さんがパートに出れば十分に回収できる金額です!ローンが払えなくて家を手放さなければいけないなんて事もありません。
◆親などまとまった金を貸してくれるあてがあるならば大丈夫
金利負担が重くなりすぎたら一時的にでも親から借りられることができる人は最悪の事態は免れます。本当ならあてにしてはいけないとは思いますが、家を手放すピンチまで追い込まれれば助けてくれるでしょう。
変動金利でお金を借りるという事は株をやっているのと同じ位リスクを取っているということです!
そのリスクは良い方向に行っても悪い方向に行っても年間数十万円ぐらいです。
3,000万円固定金利2% 年間利払い60万円
3,000万円変動金利1% 年間利払い30万円
3,000万円変動金利3% 年間利払い90万円
自分のとっているリスクというものはちゃんと理解していれば、金利上昇にビクビクする必要もないでしょう!
去年は変動金利だったから固定金利で借りているより30万円得したなぁとか、今年は金利が上がってしまったから固定金利で借りていれば30万円安かったのになぁとか…
今の日本であればリスクはそのぐらい!ギリシアのように20%超えなんて事は起こり得ないので心配する必要はありません。
住宅ローンのリスクで心配なのは金利の問題よりも、リストラで年収が半分になったとか、離婚して住宅がいらなくなったと言う方がよっぽど怖いですね!
みなさまの応援が新しい記事の更新の励みになります!よろしくお願いします。
株高と債券高が同時に起こる異常事態!
でも急上昇したといっても以前1%以下の超低金利、大きく見れば誤差の範囲です。そう日銀の異次元の金融緩和の後の債券の動きは間違いだっただけです!現在の水準はまだまだ至って普通の状態、今後2% 3%と上昇していくとは思えません。
その理由は
◆景気はよくならないと思う
◆給料はそれほど上がらないと思う
◆消費税増税をすれば確実に景気が落ち込む
◆円安になっても物価が上がって困るだけの人が多い
「景気は気から」で持っていっているだけのアベノミクス…いくらなんでも気持ちだけで株価1万5,000円はやり過ぎじゃないでしょうか?企業の業績はそんなに良くなっていませんよ。
仮にもし物価上昇率2%を達成し、住宅ローン金利も3%ぐらいになったとしても、それに見合う給料の上昇がなければ消費税は増えるし、ローンの返済額は増えるし、物価も上がるなんて言ったらどう考えたって生活が豊かになったと感じられるわけがないじゃないですか!
さっき電気料金の明細を見たら今月はエアコンを使っていないのに1ヶ月8,000円を超えていました。計算日数が34日といつもより多いこともありますが、 4月からの料金アップが確実にのしかかっています… 。 ( 1,000円ちょっと多いです)
給与明細が1万円ぐらい上がっているというならデフレ脱却して景気が良くなっているなぁと感じることもできるでしょうが、とりあえず給与の上昇は1年後ぐらいだろうなんて言われているし、そもそもそれは希望的観測でしかありません。
本当に給料が上がるのか?そろそろ違和感を感じてくる人も多くなってくる頃だと思います。
ということで、設備投資をして企業を拡大させようと思う人もそれほど増える事はなく、将来の見通しの危ういまま住宅を購入する人も増えず、結局金融緩和で溢れ出したお金も借り手が見つからないまま国債に戻ってくるんじゃないでしょうか?
結果デフレも脱却できず、景気も良くならず、金利も上がらないということになる可能性はとても高いと思います。
それでももし金利の急上昇したらどうしようと不安になるのであったら自分の置かれている立場をもう一度考えてみましょう。
◆もしあなたが若くてバリバリ働けるならば何の問題もありません。
金利が上昇しているとすれば、よくも悪くも給料も上昇しています。負担は現在のレベルとほとんど変わらないでしょ。
◆奥さんは専業主婦⇒働けばいいだけのことです
金利負担が重なったといってもせいぜい年数十万円のこと、奥さんがパートに出れば十分に回収できる金額です!ローンが払えなくて家を手放さなければいけないなんて事もありません。
◆親などまとまった金を貸してくれるあてがあるならば大丈夫
金利負担が重くなりすぎたら一時的にでも親から借りられることができる人は最悪の事態は免れます。本当ならあてにしてはいけないとは思いますが、家を手放すピンチまで追い込まれれば助けてくれるでしょう。
変動金利でお金を借りるという事は株をやっているのと同じ位リスクを取っているということです!
そのリスクは良い方向に行っても悪い方向に行っても年間数十万円ぐらいです。
3,000万円固定金利2% 年間利払い60万円
3,000万円変動金利1% 年間利払い30万円
3,000万円変動金利3% 年間利払い90万円
自分のとっているリスクというものはちゃんと理解していれば、金利上昇にビクビクする必要もないでしょう!
去年は変動金利だったから固定金利で借りているより30万円得したなぁとか、今年は金利が上がってしまったから固定金利で借りていれば30万円安かったのになぁとか…
今の日本であればリスクはそのぐらい!ギリシアのように20%超えなんて事は起こり得ないので心配する必要はありません。
住宅ローンのリスクで心配なのは金利の問題よりも、リストラで年収が半分になったとか、離婚して住宅がいらなくなったと言う方がよっぽど怖いですね!
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Posted by ハチ at 14:42