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2013年03月09日

株高と債券高が同時に起こる異常事態!住宅購入はどうすれば良いの?

現在日本では世にも奇妙な事態が起きています。テレビやニュースで連日のように報道されている通り株価が上昇していることは誰もが知っていることと思います。ところが不思議なのはそれと同時に債券の価格も上昇(金利の低下)が起きているのです!

物価上昇率の目標を2%にする!これが自民党が掲げた成長戦略なのですが、近い将来物価が毎年2%ずつ上がっていくということを目標にしています。

物価というくくりの中には食品や衣料品、光熱費、ガソリン、医療費、保険など生活に関するすべてのものが含まれているのですが、土地であったり住宅ローンであったりそういうものもすべて含まれます。

物の価値すべてが2%の上昇に何らかの形で引きずられていくわけですから当然預金や国債などの債権もそれに含まれるわけです。

という事は物価上昇率目標に%にすることで株高が起きるのは当たり前なのですが、それと同時に債権の金利も2%前後上昇していくのが当たり前になるはずです。

にもかかわらず、現在は株価が8,000円⇒ 1万2,000円に上昇する一方で10年物の国債金利は1% ⇒ 0.6%に下がっているのです!

ガソリン価格も見ればよくわかるように物価はじりじりと上昇し始めています。その一方で金利が下がっていくのならお金を借りれば借りるほど得をするという世にも奇妙な現象が起こりつつあるのです。

こんな状況がいつまでも続くと思いますか?そんなはずは無い!そんなことが簡単にできるんだったらもう20年も景気の低迷に苦しんでいる日本はもっと早く不況を脱出できたはずです。つまり物価上昇率を2%にするなんて小手先のことですべてが解決することなんてありえないのです。

ではなぜそんな現象が起きているのか?というと急激な変化と行き過ぎた円高株安の巻き戻しにより市場に狂いが生じているのです。最終的には株高債券安か株安債券高どちらかに収束していくはずです。それがどっちになるのか?それはわかりませんし、どっちがいいのか?というのも人それぞれだと思います。

住宅購入はどうすればいいの?ですが今が買い時であるのは間違いないと思います。みんなが買いたいので完全に売り手市場で値引きがあまり引き出せないところは辛いですが、住宅ローン金利の低さはそれを十分に補えるほどです!

安倍政権の物価上昇率目標2%が達成できると信じる人は絶対固定金利にしたほうが得ですし、そんなのムリムリまだまだ不景気は続きますよと思う場合は変動金利にするべきです!住宅ローン金利の決定なんて株と一緒ですよね!

金利が上がりそうになったら変動から固定に切り替えようと思っている人は今の債券相場が間違って動いているチャンスをものにして欲しいです。物価が上昇するなら金利も上昇するのは当たり前だよねという流れになる前に切り替えをすべきです!

一方で物価上昇も結局達成できずまた元のデフレに逆戻りと予想しているのならば何も買わないのがベストです!もしそうなったならば今売り手市場の住宅市場もまた一気に閑散となり買い手市場になって価格も下がりますからね。


世間は株高万歳!これでデフレも不況も脱出だみたいな夢を見ていますが多くの人が持っている通り、そんなうまくいくはずはないと思います!この国を苦しめている根本である少子高齢化やエネルギー不足を解決しない限りそんなバラ色の将来はやってくるはずもありません!当たり前のことのはずなのにどうして政治家の軸足はそっちに向かないのでしょうか?


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Posted by ハチ at 13:01

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